電話線が繋ぐ恋

逢って抱きしめ合うだけが恋じゃない


時々君のことを考える
今何処で何してんのかなって
きっとあの部屋でギターでも弾いてるんだろう


君は時々僕を怒る
お酒を止めれないのも 煙草を吸うのも
ひとりだからしょうがないのさ


君がここに居れば ああ君がいれば
ウィスキーもハイライトも何の意味も持たないのさ


乾杯しようか 電話越しに
君はコーヒー 僕はウィスキーで
今日に明日に未来の君に


たまにはさ 逢って話がしたいなと思うけれど
現実はそうも上手く回ってくれない


電話が5コールで切れるとき
今何処でなにしてんの?
きっとバイクであの街を走り回ってるんだろう


君がいれば ああここに君がいれば
ウィスキーもハイライトもきっと格別なんだろう


窓の外の消えない灯りを眺める僕は
いまひとりきりで 君のことを想ってる